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J1「0・5季」は東西2組でホーム&アウェーに 昇降格なしで順位決定PO 優勝チームはACL出場権も

スポニチアネックス 2024年9月11日 4時3分

 Jリーグが26年8月から導入する秋春制の移行直前となる「0・5シーズン」に関して、大会方式の採用を決定したことが10日までに分かった。J1は20チームを東西2組に分けホーム&アウェーで各チーム18試合を戦い、昇降格はなしで順位決定プレーオフ(各組の同順位が対戦)を行う。各ステークホルダーにも既に了承を得ており、今月末の理事会で承認され正式発表される見通しだ。

 東西の組分けは昇降格がある25年シーズンの結果を受け、編成が決定。ホーム&アウェーで各チーム18試合を行い、90分で決着がつかない場合は、延長戦なしでPK戦が行われる。順位決定プレーオフは各組の同順位がホーム&アウェーで2試合を行い、延長戦ありの完全決着となる。延長戦でも決着がつかない場合はPK戦に突入する。

 大会価値を高めるため、優勝チームは26~27年シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられ、リーグ戦や天皇杯同様、正式なタイトルとしてカウントされる。全チームに対し順位に応じた賞金も設定された。

 各チーム計20試合で、期間内に全日程を消化するために開幕は当初の2月中旬から同上旬に前倒しされ、通常ならリーグ戦は中断となるインターナショナルウイーク(IW)にも試合が組まれる。最終節は5月23、24日になる見通しだ。

 またJ2とJ3は計40チームを地域別に4組に分け、昇降格なしの大会形式が決定。秋春制移行へ向け、いよいよ準備が整ってきた。

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