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阪神・近本「駆け引きも面白い1カ月」月間MVP初受賞 好調8月打率.390、自己新記録39安打

スポニチアネックス 2024年9月11日 5時16分

 セ、パ両リーグは10日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セの打者は阪神の近本光司外野手(29)、投手はDeNAの東克樹投手(28)が選ばれた。パはソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)、日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が受賞。6年目の近本と来日1年目のレイエスは初めてで、東、モイネロは2度目の選出となった。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

 近本は初受賞を素直に喜び「一緒に練習に付き合ってもらってる方たちに、しっかりお礼したい」と話した。

 計25試合で打率.390をマークし、試合数を上回る月間自己新記録の39安打。21得点、6盗塁、出塁率・470を含め、リーグトップの数字を並べた。猛暑がピークだった8月は「早くストライクを取りにくる」と、積極的に打って出たことが好結果に直結。「そういう駆け引きも面白い1カ月だった」と振り返った。

 初回安打は6試合連続を含む13本を数えた。2番・中野が犠打で送り、好調なクリーンアップで還す得点の鉄板パターンを演出。「チームとして一番、勢い乗る形が凄く多かった。それで勝ち切れたというのは自分としてもうれしい」。替えの効かないリードオフマンが、勝負の9月も猛虎打線をけん引する。

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