コスプレイヤーNAWOQIさんが『アイアンマン』の主人公、トニー・スタークのコスプレ写真をSNSに公開した。
瓦礫の山の中、トニー・スタークになりきったNAWOQIさんが、顔に傷を負いながらも戦場に立っている。その瞳には、鋼の決意と揺るぎない信念が宿っているようだ。細部に至るまで忠実に再現されたアーマーの精密さは芸術品。カメラマンの巧みなライティングで幻想的な雰囲気が加わり、映画の一コマのように錯覚させる。
8月13日に公開されるやいなや、8月末までにXでの表示回数は200万件に迫り、5万8000いいね、6000近いリポストと大バズり。SNSには「無茶苦茶カッケェんだが…」「こういう無理してないコスプレ好き!なりきりコスも好きやけど!」「カッコ良過ぎて草イケオジやん」といったコメントが多数寄せられた。
NAWOQIさんはこの作品のこだわりポイントをこう語る。
「こちらの写真は、アーマーのクオリティ、カメラマンさんの手腕、現実離れしたロケ地の全てが融合しないと完成し得なかった作品です。
元々トニー・スタークのコスプレをする際、布系の服はオーダースーツだったり、既製品のTシャツだったり、ジャージ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)は自分で縫製して再現していたのですが、今回こちらのMk85アーマーは友人でもあるコスプレ制作職人のTKC工房(Xアカウント:@mogwaimogwai)に依頼し、私の体のサイズで作成していただいたオーダー品です。
カメラマンさんは魔法のようなライティングが一際素晴らしく、ほぼ専属のようにいつもお願いしているアラタツさん(Xアカウント:@steelheart0228)。
ロケ地は映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスの攻撃によって瓦礫と化したアベンジャーズ基地を再現するのにぴったりなスクラップヤードでの撮影イベントを開催してくださったコスナビさん(Xアカウント:@cosnavi1)によるものです。
この方達のおかげでこれだけ話題にもなる1枚が完成しているので感謝しかありません」
トニー・スタークの力強さと、その背後にある戦場が、見事に融合した一枚。コスプレイヤー、カメラマン、そしてロケーションが一体となり、生まれた奇跡の瞬間である。
(コスプレ図鑑取材班)