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圧巻!山本由伸 3カ月ぶり復帰登板で初回は3者連続三振!抜群の立ち上がり 誠也には最速157キロ計測

スポニチアネックス 2024年9月11日 11時17分

 ◇ナ・リーグ ドジャース-カブス(2024年9月10日 ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が10日(日本時間11日)、本拠でのカブス戦で右肩故障からの復帰後、初登板。初回は3者連続三振を奪う抜群の立ち上がりを見せた。

 先頭・ハップを80・9マイル(約130・1キロ)のカーブで空振り三振に仕留めると波に乗った。次打者・スワンソンは92・8マイル(約149・3キロ)のスプリットで2者連続三振。

 さらに、3番・鈴木誠也も2ボール2ストライクからの7球目、外角いっぱいに97・6マイル(約157キロ)の直球を投じると、球審がストライクのコール。見逃し三振に仕留め、圧巻のピッチングを披露した。

 初回の最速は鈴木への4球目、97・9マイル(約157・5キロ)を計測した。

 山本は6月15日(同16日)に先発したロイヤルズ戦で右上腕の張りを訴えて2回、わずか28球で緊急降板。翌16日に右肩腱板の炎症で負傷者リスト(IL)入りした。2度のマイナーでのリハビリ登板を経て、この日が約3カ月ぶりの復帰登板となった。

 前日9日はブルペンで11球を投じ、最終調整。「長く期間が空いたので、凄く楽しみ」と久々のメジャーマウンドに胸を弾ませ、相手先発・今永との日米通じて初の投げ合いに「同じ試合で登板するのは凄くうれしい。しっかり自分の投球ができるように、落ち着いてプレーしたい」と意気込んだ。

 デーブ・ロバーツ監督はこの日の球数について「50~60球」としている。

 今季は離脱前の時点で14試合に登板し6勝2敗、防御率2・92の成績を残している。

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