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「光る君へ」吉柳咲良「まさか」夢の大河初出演「ブギウギ」スズ子好敵手→「更級日記」作者・菅原孝標の娘

スポニチアネックス 2024年9月11日 12時22分

 女優の吉柳(きりゅう)咲良(20)が放送中のNHK「光る君へ」(日曜後8・00)に「更級日記」の作者・ちぐさ/菅原孝標の娘(すがわらのたかすえのむすめ)役でレギュラー出演、大河ドラマ初出演を果たすことが11日、番組公式SNSで発表された。今年3月の朝ドラ「ブギウギ」に続き、1年のうちにNHKの国民的2大ドラマを制覇。「まさか自分がこのような形で大河ドラマに出演させていただけるなんて思ってもいませんでした。このお仕事をしている上で、いつか大河ドラマに出たいと夢見てきました。このような素敵な形で実現できることをとても光栄に思います」と喜んでいる。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 吉柳は16年のホリプロスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリを獲得。翌17年にミュージカル「ピーター・パン」の10代目ピーター・パンに抜擢された。22年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」終盤で朝ドラ初出演。ヒロイン・スズ子(趣里)の“ライバル歌手”若手スターの水城アユミ役を好演し、エネルギッシュな歌声も話題になった。

 今回演じるちぐさ/菅原孝標の娘は、のちに「更級日記」を記し、平安女流日記文学の代表作の一つに数えられる。伯母は「蜻蛉日記」の作者・藤原道綱の母(藤原寧子)(財前直見)。父の赴任先にいた子どもの頃より「源氏物語」に憧れ、京に戻った後、ようやく全巻を手に入れて感動。暗唱するまでに読み込んでいる。

 主演の吉高とは18歳の時、大石氏が脚本を務めたテレビ朝日「星降る夜に」(23年1月期)で共演。「まず、吉高由里子さん、大石静さんと、またこうしてご一緒できる機会を頂けたことが凄くうれしかったです。ちぐさは『源氏物語』という誰もが知る物語の大ファンであり、彼女もまた文才に優れた少女であること。熱い思いを語るちぐさの、愛と煌めきを思う存分に演じたいと思います」と張り切っている。

 大河デビューには「まさか自分がこのような形で大河ドラマに出演させていただけるなんて思ってもいませんでした。このお仕事をしている上で、いつか大河ドラマに出たいと夢見てきました。このような素敵な形で実現できることをとても光栄に思います」と感激。「想像もつかない世界なので、緊張していますが、精いっぱい頑張ります」と誓っている。

 前日10日に役柄のみを先行発表し、後半を彩る新キャストを予告。注目が集まっていた。

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