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大谷翔平 惜しい47号!今永昇太との第3打席は特大114m右飛 第4打席も右中間フェンス際へ大飛球

スポニチアネックス 2024年9月11日 12時28分

 ◇ナ・リーグ ドジャース3-6カブス(2024年9月10日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場。カブスの今永昇太投手(31)との対戦は3打数無安打。試合を通じても4打数無安打で3試合ぶりの無安打に終わり、チームは8回に継投策失敗や失策などのミスも絡んで痛恨の逆転負けで2連敗となった。試合後は21時46分の試合終了からわずか8分後にクラブハウスを後にした。

 3―1で迎えた5回2死走者なしの第3打席で大谷が球場を沸かせた。1ストライクからの2球目の浮いたスライダーを強振。33度の角度で高々と上がった打球は右翼席へ向かって伸びていったが、フェンス手前でジャンプした右翼ベリンジャーのグラブに収まり、ファンから大きなため息がもれた。飛距離は374フィート(約113.9メートル)で本塁打まであとわずかの当たりだった。

 3―6で迎えた8回1死走者なしの場面は2番手右腕ピアソンとの対戦。この打席は初球のスライダーを狙い打ち、またも右中間へへ大飛球を打ち上げたが、これも中堅クルーアームストロングが滑り込んで捕球して打ち取られた。

 4月7日の敵地での今永との初対決では空振り三振、三邪飛と2打数無安打に抑えられた。この日の初回は今永の初球を果敢に狙ったが、高めの92.7マイル(約149.1キロ)速球を打ち上げ、遊飛に終わった。

 第2打席は1―1の3回無死一、二塁と勝ち越しの好機で迎えた。ボールが先行してカウント2―1となったが、4球目のスライダーを引っかけて一塁へのゴロ。打球は110マイル(約177.0キロ)と痛烈な打球だったが一塁手の正面で、大谷は全力疾走で一塁へ向かうも3―6―1と転送されて併殺打に打ち取られた。続くベッツも三ゴロに倒れ、勝ち越し機を逃した。

 あと1本塁打で自己最多47本塁打、メジャー通算218本塁打となり、韓国出身の秋信守(チュ・シンス=現韓国SSG)が持つアジア選手最多本塁打記録に並ぶ。9日のカブス戦で47盗塁を決めており、現在46本塁打&47盗塁。いずれもシーズン51本塁打&52盗塁ペースで、前人未踏の「50-50」へ着実に前進している。

 この日は日本選手4人全員が先発出場。これは2007年5月4日のヤンキース(井川慶、松井秀喜)―マリナーズ(イチロー、城島健司)以来17年ぶりとなった。

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