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【山本由伸と一問一答】「特別な意識じゃないけど…」鈴木誠也から2三振&この日最速157キロ

スポニチアネックス 2024年9月11日 15時12分

 ◇ナ・リーグ ドジャース3-6カブス(2024年9月10日 ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が10日(日本時間11日)、本拠でのカブス戦で右肩故障からの復帰後、初登板。4回3安打1失点8奪三振と力投した。試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――約3カ月ぶりのメジャーマウンド。緊張したのか、どんな気持ちだったか。

 「やっぱり期間が空いての登板だったので、いつも通りとはいきませんでしたけど、なるべく落ち着いた気持ちで試合に入れるように努力しました」

 ――登板を振り返って。

 「本当に今年の中でもトップに良いぐらいの感覚で投げられたと思います」

 ――今日の投球が良かったのは自分でも驚いているのか。

 「本当に思ったより、すごく良い復帰登板だったなと思いましたし、リハビリしてる期間の中でも練習でも感覚がどんどん良くなってきているのは感じていたので、このリハビリ期間の練習が今日に繋がったと思います」

 ――8三振を奪った。

 「変化球がすごく良い感覚で投げられたのでそれが三振につながったと思いますし、またこういう良い感覚をしっかりと自分のものにできるようにしたいです」

 ――球数制限があった。最初から積極的にいったか。

 「いえ、本当に球数が今日は60球という設定だったんですけど、だからといって投球内容が変わることはまったくなかったですし、本当に4回いけたらいいなと思ってたので、実際に4イニング最後まで投げきることができたので、本当に良かったかなと思います」

 ――カブス・今永と日米通じて初の投げ合いとなった。

 「本当に昨日も言ったようにメジャーの試合で同じ試合に出場できるということがすごくうれしく感じましたし、また、これからもメジャーの試合で何度も何度も対戦できるように頑張っていきたいと思います。(今永は)やっぱり立ち上がりもすごく球数少なく、すごく見てて勉強になるところがたくさんありました」

 ――鈴木誠也にはこの日最速97・9マイル(約157・5キロ)を計測。意識はあったか。

 「そうですね。やっぱり同じ日本人選手と対戦できることは多くないので、多少、まぁ、あの特別な意識じゃないけどそういうのはありますけど、逆にそういう意識を持ちすぎないように投げました」

 ――前日のブルペンでカーショーからアドバイスを受けていた。

 「昨日まで全然変化球が、前回の登板もそうなんですけど、うまく決まらず、少しそこに対して練習していた部分があったので、そこでアドバイスをいただいて今日のピッチングで三振をたくさん取れましたし、変化球がすごく決まったのはほとんどアドバイスのおかげです。本当に基本的なアドバイスなんですけど、すごく的確なアドバイスをいただきました。投げ方の話です」

 ――久々のマウンドは楽しかったか。

 「やっぱ投げ終わった後の喜びはすごく大ききかったですし、また、無事復帰できたという喜びがありました」

 ――今日の結果を受けて、今後へどれぐらい自信が付いたか。

 「いや特に…。今日とりあえず復帰無事出来て、試合をしっかりいい投球内容で終われたので、そこはほっとしてますが、次の試合に向けてしっかりやっていくというのはまた変わりないので、とにかく1日を大切に練習していきたいと思います」

 ――これまではリハビリ。ここからはプレーオフへの準備と切り替えるのか。

 「しっかりと調子が良い状態で10月を迎えられるのが一番だと思いますし、とはいえ、この9月の登板も自分としては大事だと。チームとしてももちろん大事だと思うので、とにかくいつも通り1試合に集中してそこに向けてやっていきたいと思います」

 ――先発陣はケガ人が多い。頼られているという責任感は。

 「そこはいい意味でそんなに感じてないので、ただ自分の仕事にしっかりと集中して1試合1試合に集中してやっていくことがチームのためにということになると思います」

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