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星野源「笑顔でナイフでスッと刺すみたいな」音楽の方向性で悩んだ思春期に影響を与えたミュージシャン

スポニチアネックス 2024年9月11日 15時23分

 シンガー・ソングライターで俳優の星野源(43)が10日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。自身の音楽の道しるべになったというミュージシャンを明かした。

 この日は星野の人生に影響を与えた10曲を紹介。「メロコア、ハードコア、ミクスチャー的な…大流行でもあったので、一通り聴いて一通りコピーして。非常に好きで」とハードコア・パンクへの熱い思いを語った。

 「本当は激しい音楽をやりたかったんですよね。それこそ中高の頃。かき鳴らす系だったり、ギターをひずませたり。そういうことがしたかった」と自身の学生時代を回顧しつつ、「自意識みたいなことですかね。自分の感じに似合わないのではないかと…。そういうのが気になる年頃。むやみに悪ぶるみたいなのもできないタイプだったので、そういう音楽を聴いて、ただ耳コピして終わるみたいな感じ」と話し、当時抱えていた自我について説明した。

 「その後、高2かな…細野晴臣さんの音楽を聴いて、なんだこの過激な音楽は!って。小坂忠さんに書いた『ありがとう』という曲、なんてパンクなんだ!と。でもギターもひずませてないし、ドラムも凄く小さな音で鳴っているし」とイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のベーシスト・細野晴臣が手掛けた楽曲との衝撃の出合いについて触れ、「ドーンみたいなのがあって。凄い笑顔でナイフでスッと刺すみたいな。そういう怖さみたいな、それが過激だと思いまして、そっち(の道)に行くんですけど」自身の音楽性の道しるべになったと振り返った。

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