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ドジャース指揮官 大谷翔平のおかげで「優勝争いができている」史上初DHでのMVPに期待

スポニチアネックス 2024年9月12日 9時1分

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が11日(日本時間12日)、本拠でのカブス戦の試合前にメディア取材に対応。大谷翔平投手(30)をめぐるMVP論争に言及した。

 大谷は試合前の時点で打率・290(リーグ6位)、46本塁打(リーグ1位)、101打点(リーグ2位)、47盗塁(リーグ2位)、OPS・986(リーグ1位)の好成績を残しており、ナ・リーグMVPの筆頭候補に挙がっている。指名打者(DH)で受賞すれば、史上初となる。

 ただ、メッツ・リンドアも30本塁打、27盗塁をマークしているだけでなく、守備陣の鍵になるショートストップとしての守備への評価も高く対抗馬として注目を集めている。

 指揮官は「翔平が1番打者として、素晴らしい成績を残したおかげで、私たちは優勝争いができている。それは我々にとって非常に価値のあること」と大谷の活躍がチームを地区首位に導いているとし、「あなたがそれをどう評価するかはあなた次第。私は投票権がない。彼は前例のないパフォーマンスを見せているのは確か」とした。

 そして「今年は投球をしないという意味で、彼はよく考えていて、ベースランニングなどにもっとエネルギーを費やすことができ、それが試合に勝つ助けになっている。彼はたくさん打ち、たくさん得点しています。今年の彼の能力の状況を考えると、彼がシーズン中にできることに驚きはない」と結んだ。

 また、前日約3カ月ぶりの復帰登板を果たした山本については「由伸は普通の登板翌日の張りがあるだけ。問題ない」と一夜明けてコンディションに問題はないとした。

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