神戸GK前川黛也が今季初のリーグ3試合連続無失点で上位陣に重圧を掛けることを誓った。あす13日にリーグC大阪戦。「今後は競っていくので、得失点差も大事になる。ゼロ（無失点）で抑えていくのは大事にしたい」と気持ちを高めた。
残り9試合で、首位・広島と勝ち点3差の3位。勝利するのはもちろん、勝ち点1でも重みが増してくる。ただ無失点ならば負けはない。守護神は相手の警戒選手としてJ1得点ランキングトップのFWレオ・セアラの名前を挙げ、シャットアウトに気合十分。相手が7試合勝利から遠ざかっていても「リーグ中断期間中に出直しを図っていると思うので、そこに対応したい」と一切の油断もない。
昨年9月のホームC大阪戦で完勝。そこからクラブ初のリーグ優勝へ向けたラストスパートが掛かった。同じ関西のライバルをリーグ連覇へのエキスにする。