歌手でタレントの浅香唯（54）が12日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲストとして生出演。アイドル時代の恋愛事情を打ち明けた。
「今だから言える！80年代トップアイドルの実は…SP」と題し、元おニャン子クラブの新田恵利と共にトークを展開した。
アイドル当時の恋愛について浅香は「基本禁止ですよ。あたしは意外と結構守ってた方なんです」としながらも「やっぱり好きな人ができて。会いたいのは会いたいじゃないですか。会う手段としては隠れて会うっていうイコール段ボールに入って、おうちに来てもらうっていうのが唯一の会える手段」とぶっちゃけた。
段ボールの搬送は「お友達がみんなで運んでくれて」としたものの、「時には運べる人数がいない時には彼が女装するんです。化粧して、大きな帽子を被って来ると女性が尋ねて来た、っていうふうな感じで」と告白。
それでも「その時の彼が今の旦那なんで」と夫でドラマーの西川貴博だと明かすと、スタジオからは「素敵！」の声が上がった。付き合い始めたのは「19歳とか」で、「バンドのメンバーだったんですよ。絶対付き合っちゃいけないの、バンドのメンバーと。だからもう必死。バレたけど。すぐにバレて。すぐに（相手が）クビになりました」と苦笑した。
当時は「盗聴、盗撮って意外と簡単にできていた」時代だったとし、「盗聴の音とかが出てきたんで、本当だって。これから気を付けようっていうことで、電話は全部暗号でしゃべる」と50音をアルファベットと数字の記号に置き換えて伝えるようにしていたと話して驚かせた。
さらに交際が発覚した際には週刊誌記者が道路で工事関係者に変装して車を停め、写真を撮られたとの情報が明かされると、浅香は「車を出した時に、あ、工事してる、こんなとこで工事珍しいなと思ったんですが、思った瞬間に全員ぶわって服を脱いだんですけど、その服を脱いだところに、カメラがもうかけてあった」と回顧。「そのままババババって、車の上にいるんです。ボンネットのところに載って、撮って」と逃げることができなかったとした。
その際の写真は「ひどい顔で撮られてるの。だから撮り直してほしかった」と言い、「どうせ撮られるなら素敵に撮られたい」とぼやいてみせた。