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4連勝逃したカブス監督、鈴木誠也の三盗失敗など2つの走塁ミス指摘 「正直言って、許しがたい」

スポニチアネックス 2024年9月12日 15時33分

 ◇ナ・リーグ カブス 8-10 ドジャース(2024年9月11日 ロサンゼルス)

 カブスは11日(日本時間12日)、敵地でのドジャース戦に8-10で敗れ、敵地での同一カード3連勝を含む4連勝を逃した。1回に2点を先制し、その裏に5点を失ったが、3回に3番・DHの鈴木誠也外野手(30)がメジャーでのシーズン自己最多に並ぶ今季20号ソロを放つなど5回を終わって7-7の同点。7-10で迎えた9回には鈴木の四球などで無死満塁と攻め、犠飛で2点差としたものの、1死一、二塁から6番・ブッシュの2球目に二塁走者の鈴木が三盗を試みてタッチアウト。同点のチャンスを失った。

 カウンセル監督は"9回の重盗はサインか"との質問に対し、「違う」と否定。「前日までは塁上でも守備でも素晴らしい2試合だった。今夜もいい試合をしたが、基本的な部分で2つの大きなミスを犯してしまった。塁上での2つのミス(5回のクローアームストロングと9回の鈴木)は正直言って、許しがたいものだ。これではあのチームを追い越すことはできない。彼らに2つのアウトをあげてしまった。あのアウトは防げるアウトだ。あのようなアウトを相手に与えてはいけない」と厳しく指摘した。5回には1死満塁からクローアームストロングが7-7と追いつく右前適時打を放ちながら一、二塁間で挟まれてしまい、勝ち越し機を逃していた。

 鈴木も試合後のインタビューで、三盗は独自の判断だったと明かした。「(投手の)モーションが一辺倒だったし、打者にボールが多かったんで、こっちにたぶん気がないなとは思っていて、タイミングを図っていたので、コーチャーからも"行ってもいいよ"と指示が出ていた」と振り返り、「最後は僕のミスでこうなってしまいましたけど、チームの状況は良いと思うんで、ああいうボーンヘッドというのはなくさないと流れが変わっていってしまう。動画を見て、もう1回反省しないといけないなと思います」と話した。

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