今夏のパリ五輪で金メダルを獲得したレスリング女子57キロ級の桜井つぐみ（23＝育英大助手）が12日、前橋市内で行われた母校・育英大主催の祝勝会に出席。閉幕からちょうど1カ月が経過した現在も祝勝イベントなどで多忙な日々を過ごしており、「五輪の大きさを感じている。地元（の高知）では声を掛けられる機会が増えた」と言葉に実感を込めた。
祝勝会には約380人のゲストがお祝いに駆け付け、ズッシリと重い金メダルに触れてもらうなど、喜びを分かち合った桜井。現在も練習を再開しておりらず、今後の競技人生についても「まだ続けるかどうかも決めていない。やるなら覚悟がいる」と話し、連覇の期待が掛かる28年ロサンゼルス五輪を目指すかどうかは明言を避けた。
今月末には高校時代から「ずっと好き」だったというシンガーソングライターあいみょんのライブへ行く予定。
チケットは正真正銘、正規のルートで購入したものだが、楽屋を訪問できる可能性が浮上しているという。「いざ会えても、何を話したらいいか」と夢見心地で話した。