M！LKの曽野舜太（22）と俳優の藤本洸大（18）が12日、都内で出演するMBSドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」（関西ローカル、TVerなどで配信）の制作発表に出席した。
原作は永井三郎氏による同名漫画で、閉鎖的な田舎を舞台に自分たちのアイデンティティーに葛藤する少年たちを描く青春ストーリー。2人は作中で主演の荒木飛羽（とわ・18）演じる主人公をいじめる役を演じる。
撮影は8月に山梨県で、泊まり込んで行われた。曽野は印象に残ったこととして、大雨の後に二重の虹に遭遇したことを告白。「レアでハッピーな出来事でした。撮影序盤だったので“このドラマ大成功するんちゃう！？”と思いましたね」と興奮気味に語った。
この日の会見で澤田育子監督から虹のシーンが本編にも使われていることを告げられるとさらにヒートアップ。「みんなで写真も撮ったもんね」と振り返った。
藤本は今作が連ドラ初出演。オーディションで出演を勝ち取った。虹がかかった時には現場にはおらず「僕、ずっと（他の共演者の印象的に挙げる）場面にいないですよね」と悔しがった。撮影中には印象に残るミスもあったといい「授業中のシーンで子音も母音も全部噛んでしまって。その勢いのまま、阿部（顕嵐）さんに“何言っているんだ”って言われましたね」と恥ずかしいそうに初の連ドラ撮影を振り返った。
そんな藤本だが、澤田監督は絶賛。「オーディションをやって良かった。藤本君にも会えたし、原作に寄り添う気持ちを俳優たちも共有してくれた。感謝している」とキャストに賛辞を送った。
ドラマはテレビ神奈川、テレビ埼玉、群馬テレビ、とちぎテレビ、チバテレでも放送される。