和楽器とロックを融合させたグループで、年内での活動無期限休止を発表している「和楽器バンド」のドラマー・山葵が12日、自身のXを更新。「大腸がん」のステージ1を患っていたことを明かした。
山葵は「ご報告」とのタイトルで、病床での手術直後の写真とともに「実は私、少し前に『大腸がん』のステージ1を患っていた事が発覚しまして、先月に手術をし10日間ほど入院しておりました」と明かした。手術は無事に成功し、現在は退院し順調に回復しているという。また、「精密検査の結果、リンパ節転移も見受けられませんでした」とした。
「最初に病名を聞かされた時は正直ショックではありましたが、今は不安の種が一つずつ消え安心し、完全復活に向けとても前向きな気持ちです」と前を向いた山葵。
ファンに向けて「健康診断大事！人間ドッグ大事！」と改めて強調し、「最低でも年に一度は受けにいきましょう。僕の病気が早期発見でき、大事に至らなかったのはこれのおかげです。35歳の健康体でまさかこんなことになるなんて思わなかったのですから。これからはこの事を1人にでも多く啓蒙していきたいです」と呼びかけた。
そして「完全復活するまでもう少し時間はかかりますが、まずは無理のない範囲で皆さんに元気な姿やエンターテイメントを届けていきたいと思います。山葵100％をお見せできるよう回復に努めて参りますので、これからもよろしくお願いします！」と締めくくった。
和楽器バンドは2013年結成。今年1月に、2024年12月31日をもって活動を無期限休止することを発表している。