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プロ表明の慶大・清原 練習量と「吸収力」で埋めた6年間のブランク 可能性に懸ける球団はきっとある

スポニチアネックス 2024年9月13日 4時46分

 ◇清原和博氏の長男、慶大・正吾内野手がプロ志望届を提出

【記者フリートーク】 入部当初、清原は“浮いていた”。6年のブランクは大きく、周囲が難なくさばくノックで1人だけエラーするなど差は歴然。1人だけ素人がいる感覚に「心が折れそうになった」という。

 それでも諦めなかった。堀井監督も「バットを振る量は誰よりも多かった」と当時を回想する。

 天賦の長打力を評価され3年春の開幕戦にスタメン出場。定位置はつかめず、同年秋は出場がなかったが、心は折れなかった。スタンドから声援を送る側になり、応援される選手になる必要があると痛感。努力を重ねるとともに、積極的に後輩たちとコミュニケーションも取った。

 最大の武器は「吸収力」で、心・技・体を驚きのスピードで向上させている。未来の可能性に懸ける球団は、きっとある。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

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