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蓮見孝之アナ コバホークの推薦人に裏金議員ゼロを説明「出馬会見の時は裏金議員が7人出席。ところが…」

スポニチアネックス 2024年9月13日 14時20分

 TBSの蓮見孝之アナウンサー(43)が13日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党総裁選(27日投開票)について解説した。

 立候補したのは高市早苗経済安全保障担当相、小林鷹之前経済安保相、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境相、上川陽子外相、加藤勝信元官房長官、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長の9氏。

 告示日の前日12日に、9氏の代理人が20人の国会議員の推薦人名簿などを添えて届け出。党本部で所見発表演説会が行われ、過去最多の9氏がそれぞれの主張を繰り広げ、15日間の選挙戦がスタートした。

 番組では、6氏それぞれの推薦人に着目。裏金議員の人数について、高市氏13人、次いで加藤氏4人、茂木氏2人、小泉氏と上川氏が1人、ほかの4人がゼロと伝えた。

 蓮見アナは「出馬会見の時には安倍派の所属の議員が11人いて、そのうち裏金議員と呼ばれる人たちは7人出席していました。ところが今回の推薦人名簿を見てみますと、裏金議員はゼロ。安倍派の推薦人も4人とかなり減っています」と説明。

 小林氏は、前日12日に出演したテレビ番組で、裏金問題について「基本的に1度もうけじめを付けたもの。ひっくり返すと党のガバナンス上問題が出てくると思う」とし、「重要なのは一人一人の議員が、有権者の皆さまに説明責任をしっかり果たしていくこと」と追加の処分は不要との考えを示している。

【9氏の推薦人のうち、裏金を受け取っていたと党本部が公表した議員と不記載額】(届け出順、敬称略)

◇高市早苗氏 裏金推薦人13人=杉田水脈(不記載額1564万円、衆院比例中国ブロック)、鈴木淳司(同60万円、衆院愛知7区)、関芳弘(同836万円、衆院兵庫3区)、高鳥修一(同544万円、衆院比例北陸信越ブロック)、谷川とむ(同188万円、衆院比例近畿ブロック)、三ツ林裕巳(同2954万円、衆院埼玉14区)、若林健太(368万円、衆院長野1区)、赤池誠章(268万円、参院比例)、衛藤晟一(同80万円、参院比例)、佐藤啓(同306万円、参院奈良選挙区)、西田昌司(同411万円、参院京都選挙区)、堀井巌(同876万円、参院奈良選挙区)、山田宏(560万円、参院比例)の各参院議員

◇小林鷹之氏 ゼロ ※出馬表明の記者会見には複数の裏金議員が同席

◇林芳正氏 ゼロ

◇小泉進次郎氏 1人=山田美樹(不記載額76万円、衆院東京1区)

◇上川陽子氏 1人=森雅子(不記載額282万円、参院福島選挙区)

◇加藤勝信氏 4人=亀岡偉民(不記載額348万円、衆院比例東北ブロック)、石井正弘(同378万円、参院岡山選挙区)、石田昌宏(同26万円、参院比例)、羽生田俊(同818万円、参院比例)の各参院議員

◇河野太郎氏 ゼロ

◇石破茂氏 ゼロ

◇茂木敏充氏 2人=簗和生(不記載額1746万円、衆院栃木3区)、上野通子(同318万円、参院栃木選挙区)

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