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G大阪は浦和戦で“三重苦”振り払う GK一森「ここを取れば上に」FW宇佐美「加速させる絶好機」

スポニチアネックス 2024年9月13日 16時14分

 G大阪はあす14日にリーグ浦和戦(パナスタ)で“三重苦”を振り払う。残り10試合で首位・広島とは勝ち点7差の5位。GK一森純は「ここを一つ取れれば、上にいく権利がある」と意気込んだ。

 一つ目はコンディション面での不利だ。約2週間ぶりとなる浦和に対して、天皇杯準々決勝・広島戦から中2日。体力面では分が悪い。二つ目が対浦和ホーム戦では7試合勝ち星がなく、さらに公式戦4戦全敗だった昨季の敵将・スコルジャ監督の復帰戦になること。最後はリーグ5試合連続で先制点を奪えていないことだ。

 一森は「連戦と言っても1回。これを言い訳に負けているようでは…。今後ACL圏内とか上位に食い込んでいくためには必要な試練で、ここを取れれば上にいく権利はあるのかなと思う。乗り越えたい」と意気込んだ。9年ぶりの2ケタ得点に王手を掛けているFW宇佐美貴史は「相手に対応していくことも大事ですが、自分たちがどうあるべきかを追求していく方が良い」。相手の出方を見るのではなく、主導権を握った戦いで勝機をたぐり寄せるイメージだ。

 現在5試合連続ドローで、同6になれば19年のクラブ最長記録に並ぶ。だが先制点を奪った試合は今季13勝のうち11勝。先手を奪うかがポイントになる。宇佐美は「今後を占う試合。ここまでくれば毎試合がターニングポイントですけど、一昔前はライバル関係にあったクラブ同士の一戦。ビッグマッチと捉えている人も多いし、僕らもそう思っている。加速させていくには絶好の機会」と6試合ぶりの勝ち点3を見据えた。

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