今季限りでの現役引退が発表されたオリックス・安達了一内野手(36、内野守備走塁コーチ兼任)が13日、京セラドームで引退会見に臨んだ。
【安達と一問一答(1)】
――冒頭に安達から
「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。今シーズンをもちまして、現役を引退することを決めました。13年間、ありがとうございました」
――引退を決意した今の気持ちは
「実感は特に、まだないんですけど。寂しい気持ちもありますけど、スッキリしたのもあります」
――引退の決断はいつ
「自分の中で守備が守れなくなったら引退と決めていたので。あのほっともっとの試合(5月1日のロッテ戦)で、1試合3失策したあたりから、様子がおかしくなって。そこからだいぶ、悩むようになりました」
――悩む中で背中を押してくれたのは
「やっぱり家族だったり、周りのみんなが励ましてくれたのはもちろんですし。ファンの人もすごく、いっぱい声をかけてくれたので。すごく励みになって、頑張れたというのはあります」
――最初に伝えたのは
「やっぱり両親には伝えて。お疲れさま、長い期間、お疲れさま、と言ってもらえました」
――家族からは
「家族にもお疲れさま、という言葉はいただきました」
――家族や両親の存在は
「やっぱり家族がいないと今はないので。感謝をしています」
――中嶋監督からは
「中嶋監督にもお疲れさまと言われて。自分から、やる前に(中嶋監督は)コーチ兼任で9年やってるんで。自分で10年やったろ、と思いながらやっていた。1年しかできなかったので。お疲れさま、という言葉をいただきました」
――もっとやりたかった
「プロに入った時に、40までやるという目標は決めていたので。あと4年、したかったというのはありますけど。しょうがないです」
――13年間どんなプロ野球人生だった
「指導者の方とかに恵まれて13年間できましたし、ファンの方の声援のおかげでここまでできたと思ってます」