◇大相撲秋場所6日目(2024年9月13日 両国国技館)
若手注目株の平戸海(24=境川部屋)は小結対決で大栄翔(30=追手風部屋)に突き出され、4勝2敗となった。過去1勝4敗と苦手な相手に今場所も屈した。
立ち合いは相手得意のもろ手突きを正面で受け、右へ回り込もうとしたところを一気に出られ、そのまま突き出された。
ABEMA大相撲中継で解説を務めた元関脇・嘉風の中村親方は「大栄翔の突きを嫌がって平戸海は右へ動こうとしましたが。それだけ突きの圧力が強かった」と指摘した。
平戸海は新三役の小結として臨んだ7月の名古屋場所で2桁10勝を挙げており、今場所も2桁白星で大関獲りへ足場を固めたいところ。役力士との対戦は7日目の大の里戦が終われば大関・豊昇龍を残すのみ。星を伸ばすことが期待される。