元バレーボール日本代表の狩野舞子さん(36)が13日、神宮で行われるヤクルト―巨人の始球式に登場。1メートル84の長身から見事な投球を披露した。
3年連続となる神宮のマウンドで、おなじみとなった背番1のユニホームにショートパンツ、金髪ボブ姿で美フォームから快速球を投げ込むと、美しい軌道を描き構えたミットにボールが収まった。ど真ん中へのストライク投球。場内から「ウォ~っ!」というどよめきや「脚長すぎる!」「金髪カワイイ!」などの声が上がった。
狩野さんは、この日の始球式のために元女子プロ野球の加藤優さんと猛特訓。加藤さんからプレートの使い方、投球時の体重移動、左手の使い方など指導を受けた動画を自身のYouTubeチャンネル「マイコチャンネル」で公開していた。
狩野さんは昨年9月15日に神宮で行われたヤクルト―DeNAでも始球式を行い、短パンに背番号「1」のユニホームでマウンドに上がると、長い手足で振りかぶって捕手の内山壮のミットに音を響かせるノーバウンド投球を披露。2年連続での見事なノーバウンド投球で実況も「剛速球」と言うほどのピッチングで神宮のファンを沸かせていた。
2021年9月にイースタン・リーグのヤクルト―西武戦(戸田)で人生初の始球式。2022年にもヤクルト―広島、日本ハム―楽天で始球式を行っている。