◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2024年9月13日 神宮)
巨人の丸佳浩外野手(35)が13日、ヤクルト戦(神宮)に「1番・中堅」で先発出場。5点を追う6回に反撃の13号2ランを放った。
今季初となるマジック点灯の可能性がある一戦で、相手先発左腕の山野に4回まで完全、5回まで無安打投球を許す苦しい展開。
6回も先頭の門脇が遊ゴロに倒れ、大歓声に沸く神宮だったが、8番・岸田が、山野が投じたこの日62球目、外角低めの直球を右前に運びノーヒットノーランを阻止した。
ここで阿部監督が動き、2番手投手・横川の打席で代打・オコエを告げる。当たりは良かったものの右飛に倒れ神宮にため息が漏れる中、続く1番・丸が意地を見せた。山野が投じた2球目のカーブをすくい上げると、打球は右翼席へ。反撃の2戦連発となる13号2ラン。神宮に再びため息と大歓声が交錯した。
▼丸 甘く来た球を良いスイングでしっかり捉えることができました。