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兄弟子・松山英樹の銅メダルに刺激! 岩崎亜久竜が2位浮上「パットが凄く良かった」ツアー2勝目狙える

スポニチアネックス 2024年9月14日 4時1分

 ◇男子ゴルフツアー ANAオープン第2日(2024年9月13日 北海道 札幌GC輪厚C(7066ヤード、パー72))

 4位から出た岩崎亜久竜(あぐり、26=フリー)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算11アンダーで2位に浮上した。首位と1打差で決勝ラウンドに進出。昨年10月の日本オープン以来のツアー2勝目を目指す。2位スタートの永野竜太郎(36=フリー)が68で回り、12アンダーで単独首位に立った。

 67で回った岩崎は「(ショットが)あまり林に行かなかったし、パットが凄く良かった」と笑顔を見せた。

 前半は5メートルのバーディーパットを4度も沈めた。後半は2ボギーを叩いた後、15番で残り130ヤードからPWで30センチにつける会心のバーディーで勢いを取り戻し17番、18番の連続バーディーで締めた。

 練習日に黒宮幹仁コーチ(33)に指導を受け「アドレスでハンドダウンになっていたのを少し直した」。微調整でショットの精度が増したという。同じく黒宮氏に師事する松山英樹は兄弟子。米ツアーで優勝するたびにメッセージを送り「弟子になりたい」と敬意を抱く。パリ五輪の銅メダル獲得に「4年に1度の試合であれだけ成績を出せるのは凄い。自分も頑張らないと」とモチベーションが高まった。

 ツアー2勝目が狙える位置で週末を迎える。26歳の大器は「目の前の一打に集中したい」と気合を込めた。 (福永 稔彦)

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