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【来週の虎に翼】第25週 残り2週 朋一が突如異動 桂場「ブルーパージ事件」か 予想外の人事に寅子は

スポニチアネックス 2024年9月14日 13時1分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日から第25週に入る。

 朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。戦後の東京を舞台に、激動の時代を生きた女性法曹・寅子とその仲間たちの人生を描いたリーガルエンターテインメント。伊藤の朝ドラ出演は「ひよっこ」(17年前期)以来2度目となる。脚本は同局の「恋せぬふたり」などで知られる吉田恵里香氏。音楽は森優太氏。

 主題歌は米津玄師の「さよーならまたいつか!」。語りは女優・尾野真千子が務める。

 第25週(9月16日~9月20日)は「女の知恵は後へまわる?」。

 補導委託先として大五郎(増田怜雄)を「笹竹」に迎えた道男(和田庵)と梅子(平岩紙)は、桂場(松山ケンイチ)が最近顔を見せないことを気にしていた。一方、法制審議会少年部会の委員となった寅子(伊藤)は、最初から法改正ありきで議論を進めようとする部会にイラ立つ。そんな中、若手の仲間たちと熱心に勉強会を開いていた朋一(井上祐貴)に突然異動が言い渡される。予想外の人事に、それが桂場の意向によるものなのか、寅子は思い悩む。

 桂場等一郎というキャラクターのモチーフとみられるのは、第5代最高裁判所長官・石田和外(かずと)(敬称略)。「青年法律家協会」所属のリベラル派裁判官らに左遷人事などを行い、排除。レッドパージならぬ「ブルーパージ(事件)」と呼ばれた。

 劇中の「朋一の突然の異動」は、これが連想されるが、果たして。

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