歌舞伎俳優の尾上右近(32)が14日放送の日本テレビ系「メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~」(土曜前11・55)にゲスト出演。中学、高校時代について語った。
MCの俳優・満島真之介から「中高はさ、稽古の日々なの?遊びに行く時間とかもあった?」と問われると、右近は「遊びに行く時間もあるっていうか。舞台以外は自由なんで」と平然と話した。
「世間一般で言うとお稽古毎日で大変そうだみたいな」と話せば満島も「学校終わったら、まっすぐ帰ってみたいな…」とのイメージをぶつけた。それでも右近は「拘束されてるっていう厳しさがあるんですけど、その厳しさが自由なんですよ。だから自己管理という厳しさが現実」と明かした。
「舞台がずっとオーディションみたいな状態なんですよ。舞台に出るためのオーディションとかはないけど、群衆とかで出てて、こいつちょっと勉強してるし、ちゃんと光ってるなみたいになったら、それが例えば4人の役になり。4人の役に出ててちょっと目立ってるなってなったらこう2人の役になりみたいな。なんとなくですけどありますね」と説明。
満島が「伝統的な演目だから、自分で勉強することができるんだ」と続けると、「できるんですよ」と右近。「勉強あんまりしてないんだなあみたいになったら、そのままいく、勉強しなきゃダメだよ、とは言われない。ほっとかれる」と言い切った。
MCの「EXIT」兼近大樹が「厳しいなあ。この世界もそうですもんね。芸能界ってそうなんですよね。態度悪い人とかいても、みんな無視する。徐々に仕事がなくなっていく。誰も注意しないですもんね」と話せば、右近は「おもしろがるかもしれないけど、何かあった時に誰も助けない」と語った。