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巨人・岡本和真はチャンスに打てず7戦ノーアーチ 村上とは5本差に 阿部監督は悩める主砲を思いやる

スポニチアネックス 2024年9月14日 21時53分

 ◇セ・リーグ 巨人1―4ヤクルト(2024年9月14日 東京D)

 巨人の岡本和真内野手(28)は14日のヤクルト戦(東京D)で「4番・一塁」に入り、開幕から129試合連続の先発出場。4打数1安打0打点2三振でチームを勝利に導く一打を放つことはできなかった。

 相手先発左腕・高橋に対し、2死一塁で入った初回の第1打席は右前打を放ってつないだが、3回の1死二、三塁という絶好の先制機には外角チェンジアップに空振り三振。

 6回の第3打席は先頭で遊ゴロに倒れ、相手マウンドが3番手右腕・大西に代わった7回の第4打席では坂本の適時打で1点返したあとの2死一、二塁で3球三振に終わった。

 この打席では2球で追い込まれたあとの3球目に外角へスライダーを投げられ、ボールと思って見送ったものの、判定はストライク。打席で驚いたように苦笑いを浮かべていた。

 この日は本塁打、打点の2部門でタイトルを争う村上が目の前で2戦連発、直近5戦4発となる27号ソロ。巨人は残り14試合で、岡本和は村上に5本差をつけられた。

 岡本和は5日のヤクルト戦(岐阜)で相手先発左腕・山野から5回に先制&決勝の右越え22号3ランを放ったのを最後にこれで7戦ノーアーチ。現在70打点で、こちらは村上に2差をつけられている。

 それでも、巨人の4番というプレッシャーの大きさと責任をよく知る阿部慎之助監督(45)は「まあ力んでるんだよ、打ちたいから。そうやって思っておいてあげて」と主砲を思いやっていた。

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