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巨人・坂本勇人 意地の適時打もチームは10安打10残塁で2連敗 試合後にはサカチョーで青木に花束贈呈

スポニチアネックス 2024年9月14日 22時9分

 ◇セ・リーグ 巨人1―4ヤクルト(2024年9月14日 東京D)

 巨人の坂本勇人内野手(35)は14日のヤクルト戦(東京D)で7回に適時打を放ち、チーム唯一の打点をマーク。だが、チームは相手を上回る10安打を放ちながらも10残塁という拙攻で最下位チーム相手に連敗を喫し、2位・阪神に2ゲーム差と迫られた。

 坂本は「2番・三塁」に入って5試合連続の先発出場。0―4で迎えた7回、門脇の四球と丸の安打で築いた1死一、二塁というチャンスで第4打席に入った。

 そして、3番手右腕・大西がカウント1―1から投じた3球目を叩いて三遊間を抜いた。二走・門脇が零敗を免れる1点目の本塁生還。だが、なおも続いた1死一、二塁で吉川、岡本和が打ち取られて追加点を取ることはできなかった。

 「次につなぐことを考えて打席に立ちました。打てて良かったです」と試合中にコメントした坂本。3点を追う9回には2死二塁で第5打席に入ったが、相手5番手右腕・小沢に三ゴロで最後の打者となった。

 坂本は3カ月ぶりの2番に入った10日の広島戦(マツダ)で相手先発右腕・森下から初回に先制&決勝の6号ソロを放ってチームに勢いをつけ、3試合連続マルチ安打で首位攻防3連戦3連勝に大きく貢献。前日13日のヤクルト戦(神宮)は4打数無安打だったが、9月の月間打率は.300(30打数9安打)をキープしている。

 また、試合後には、今季限りでの現役引退を発表したヤクルトの青木宣親外野手(42)が今季東京ドームでの最終戦ということで両軍ファンの前に姿を見せ、坂本は長野久義外野手(39)とのサカチョーコンビで青木に花束を贈呈。3人で記念写真に収まる一幕もあった。

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