フリーアナウンサーで女優の田中みな実（37）が14日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。女優として活動する中での思いを語った。
2009年にTBSに入社した田中。「サンデージャポン」など人気番組に出演し、ぶりっこキャラでブレーク。14年に同局を退社し、フリーに転身し、19年からは本格的に女優として活動している。
女優転身のきっかけを聞かれた田中は「俳優業をやるつもりなんて全くなかったです」と返答。そんな中で、19年、フジテレビのドラマ「絶対正義」への出演のオファーが舞い込んできたといい、「アナウンサー役だと思ってたので“やります！”って言ったら、“主要5人のキャストのうちの1人”と言われて、“全員女性、女優さんと同じフィールドでやってください”って、“あ、それは無理です”ってお断りをして」と一度は断ったという。
それでも「当時の事務所の社長に“1回やってみて、イヤだったら二度とやらなくていいから”って言われて、背中を押してもらって。やってみました」と当時の事務所の社長の一声でチャレンジしたといい、「その時の監督に“お芝居のお仕事続けなよ”って言われたのが『ブラックペアン シーズン2』の監督、西浦（正記）さん」と現在、出演中の「ブラックペアン シーズン2」との意外な縁についても明かした。
「それでありがたいことにずっと作品が続いていて、事務所も俳優業をメインとした事務所に移って、本格的にやっております」とした。
「40歳手前でまさかこんな新しいフィールドに飛び込んで行くと思わなかったので」と田中。「10代とかだったら、もっと教えてもらえることもあると思うんですけど、この年齢だと何となくできている風で現場にいると誰も教えてくれないから。自分から聞きに行ったり、自分でワークショップに行ったり、得に行かないとなかなか成長できないっていうのは歯がゆいところではある」とも語った。