2年連続の2桁勝利に向け、阪神・大竹耕太郎投手（29）が、16日のヤクルト戦に先発する。前回登板予定だった12日のDeNA戦が直前のゲリラ豪雨で中止となったため、中10日でのマウンド。「天気予報を見たら、また雨。マジでやめてほしい。早く投げたい」と規定投球回にもあと15回2/3となっているだけに、終盤での出番を熱望していた。
ヤクルト戦は大学の先輩・青木の前で投げるラストチャンス。「よく打たれた記憶がある。ドラフト下位で入られて、育成入団の自分としても負けん気の強さを参考にしていた。青木さんのように自分を信じて長く投げられるようにしたい」と恩返し投球を誓っていた。