Infoseek 楽天

宮沢博行氏 自民総裁候補たちから出てこない?国民のための政策「自民党はやっぱりダメかと…」

スポニチアネックス 2024年9月15日 19時27分

 元自民党の宮沢博行元衆院議員(49)が15日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、自民党総裁選(27日投開票)で候補者たちが掲げている政策について自身の考えを語った。

 番組では、自民党総裁選を特集。9人の候補について出演者たちが印象などを語る場面があった。

 各候補が声高に掲げるのは、少子化対策や防衛、防災、選択的夫婦別姓など。国民が求める自民党派閥の裏金事件の再発防止策については、及び腰の候補が多い。

 各候補の政策について問われた宮沢氏は「国民の皆さんの関心から遊離している気がします」とバッサリ。「給料、暮らしの豊かさ、可処分所得、それについて踏み込んでいる人がほとんどいないということ。それと、銀行対策について大きく言っている人がいませんよね」と、討論会などでも抜け落ちがちな議論があることを疑問視した。

 ここ30年で日本人の所得がほとんど上がっていないとされる中、物価高、エネルギー高、円安に加え、増税による負担増など、国民生活は日に日に苦しさを増している。こうした中で、生活向上に直結する議論がほとんど出てきていないことに、宮沢氏は「これは国民の皆さんからすると、自民党はやっぱりダメかという雰囲気になりかねない」と懸念を口に。「今後の討論会でその政策が出てくるか、しっかり見ておいた方がいいと思います」と注意を促した。

 国際政治学者の舛添要一氏が「所得倍増って、加藤勝信さんが言ってるけどね」と話すと、宮沢氏は「他の方はなかなかそこまで言えていない。じゃあどうするんだというところが、政策として甘いんじゃないですかね?」と厳しい見解を示した。

この記事の関連ニュース