◇セ・リーグ 巨人6―3中日(2024年9月15日 東京D)
巨人はキャプテン・岡本和真内野手(28)の超特大勝ち越し23号ソロと、副キャプテン・吉川尚輝内野手(29)の4号ソロを含む3安打4打点の活躍で勝ち切り、チームの連敗を2で止めた。
「2番・三塁」に入って結果を残していた35歳の坂本が体調不良でベンチ外となった一戦。34歳の菅野は3年ぶりとなる中4日登板で先発マウンドに上がった。
初回に吉川の適時打と浅野の適時二塁打で2点先取。3回には吉川の4号ソロで3―0とし、菅野も順調にイニングを重ねた。
だが、4回に1点失った菅野が6回、石川昂に一発を浴びて1点差とされ、さらにピンチを招いたところで降板。2番手左腕・高梨が代打・宇佐見に適時打を許して試合は3―3の振り出しに戻った。
しかし、追いつかれた直後のその裏だった。先頭の岡本和が左翼スタンド後方の壁を直撃する超特大の23号ソロ。7回には2死走者なしから丸の安打とオコエの四球でつなぐと、吉川が中越え2点適時三塁打を放って突き放した。
菅野は5回2/3で93球を投げ、10安打3失点と粘投するも今季15勝目ならず。7回以降はケラー、バルドナード、大勢のリレーで逃げ切った。
なお、巨人はこれで中日との今季対戦成績を13勝9敗1分けとし、3年連続となる勝ち越しを決めている。