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小泉進次郎氏 “永田町の論理”3連発で刷新感アピール? NHK解説委員にチクリ「だいぶ毒されてる」

スポニチアネックス 2024年9月15日 22時3分

 自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相(43)が15日、NHK「日曜討論」(日曜前9・00)に生出演し、総裁選後の衆院解散について自身の考えを述べた。

 番組には総裁選に出馬する候補9人全員が出演。それぞれが同じ質問を受けて回答した。

 解散について、「しかるべき時期に適切に判断」という紋切り型の答えをする他の候補たちに対し、小泉氏は「私が総理総裁になったら、できるだけ早期に解散すると思います」と、これまでの主張を曲げなかった。さらに「おそらく、私は言っているけど、他の方は(早期に解散しようと)思っていると思います。永田町の論理的には、解散については言わないとなっていますけど、私は判断材料は十分あると思います」と、他候補の胸の内までさらした。

 また「これだけ史上最長の自民党総裁選、これだけの政策論争、そして国民の皆さんが選ぶわけですから、判断材料というのは、国会議員の中の永田町の論理だけで決めないで、私は今も含めて、国民の皆さんは次の選挙があったらどのような判断をするか、お考えになりながら、この総裁選も見ていると思います」と推測した。

 NHKの伊藤雅之解説委員からは、「衆院ですから、国会での論戦なしに解散はあり得るんでしょうか?」と疑問をぶつけられた。

 小泉氏は「昨日も記者会見でもそうだったんですけど、だいぶ永田町の論理に毒されてると思いますね」と、伊藤氏にチクリ。“永田町の論理”というフレーズを3度、繰り返しながら、それを覆すことによる刷新感をアピールするかのようだった。

 あらためて解散総選挙について、「国民の皆さんはさまざまな判断で最終的な投票判断をされると思います」とし、「既にやりたいことを明確に1年で3つやる。その後に中長期の構造改革、教育改革をやっていく。物価対策もやる、地方創生もやる…示していますので、さまざまな判断材料はお分かりいただけるんだろうと思う」と、自信を見せていた。

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