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巨人・吉川尚輝「なんとかしたいっていう気持ちで」を連発 先制打、4号ソロ、三塁打と3安打4打点

スポニチアネックス 2024年9月15日 22時52分

 ◇セ・リーグ 巨人6―3中日(2024年9月15日 東京D)

 巨人の吉川尚輝内野手(29)が15日の中日戦(東京D)で「3番・二塁」に入り、開幕から全130試合に先発出場。初回の先制適時打に続いて3回には2カ月ぶりとなる4号ソロ、7回にはダメ押しとなる2点適時三塁打を放つなど3安打4打点と大活躍し、チームの連敗を2で止めた。

 初回、1死二塁で入った第1打席で相手先発右腕・涌井の9球目を中前適時打。坂本が体調不良で欠場した一戦で幸先良く1点もぎ取ると、それだけでは終わらなかった。

 2―0で迎えた3回の第2打席では涌井が3ボール1ストライクから投じた5球目、真ん中付近にきた144キロ直球を右翼スタンドへ。7月13日のDeNA戦(東京D)で相手先発右腕・吉野から右越え3号ソロを放って以来、64日&48戦ぶりとなる今季4本目のアーチを叩き込んだ。

 そして、4―3で迎えた7回、2死一、二塁で入った第4打席では3番手左腕・斎藤から中越えの2点適時三塁打。第5打席は回ってこず、サイクル安打のチャンスは逃したものの、決勝23号ソロのキャプテン・岡本和とともに3安打4打点の副キャプテンがチームをけん引した。猛打賞は9月8日のDeNA戦(東京D)以来6試合ぶり今季9度目だった。

 試合後にお立ち台へ上がった吉川。まずは先制打について「もうなんとかしたいって気持ちで打席に立ちましたし、いい先制点になったので良かったと思います」とコメントした。

 そして、2カ月ぶりの一発については「たまたま本当に当たってくれて。でも追加点になったので良かったと思います」とはにかんだ。

 トドメの2点適時三塁打については「ホントにピッチャー陣が頑張ってくれてたので。丸さん、オコエが塁に出て、何度も同じこと言いますけど、本当になんとかしたいっていう気持ちで打席に立ちましたし、本当に最高の結果になって良かったと思います」と吉川。

 「もう負けられない試合がずっと続いてますし、勝つことだけ考えてグラウンドに立ってますし。ファンの皆さんの声援が本当に力になりますので、今後とも熱い声援のほう、よろしくお願いします!」と最後は声を張り上げていた。

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