阪神・漆原大晟投手(28)が、元同僚のオリックス・比嘉幹貴投手(41)の今季限りでの現役引退を惜しんだ。
「すごくお世話になった偉大な先輩。勉強させてもらった部分が大きい。寂しいですね」
漆原が18年ドラフトで入団し、24年に現役ドラフトで阪神に移籍するまで、オリックスで同僚だった。ブルペンを支えるベテランの姿から、漆原は多くを学んだ。
「ブルペンにいる時は投球術だったり、治療のことだったり。いろんなことを教えてもらった。長年続けられた秘訣(ひけつ)を見せてもらった」
引退会見を行わないという比嘉。「比嘉さんらしいですね」とクスッと笑った。「比嘉さんのやってきたことを受け継いで、自分も1年でも長く野球をやれるように頑張ります」と力を込めた。