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ロッテ・佐々木朗希 初危険球退場…試合も敗れ優勝の可能性完全消滅

スポニチアネックス 2024年9月16日 5時31分

 ◇パ・リーグ ロッテ1―7西武(2024年9月15日 ベルーナD)

 本来の姿ではなかった。直球は最速158キロ止まりで、フォークも抜ける。ロッテ・佐々木はこの夜も「令和の怪物」の投球を見せられないまま、最後は抜けたフォークで降板することになった。

 1―3の7回。先頭・野村大への139キロフォークが頭部に当たった。吉井監督は長井功一球審に「変化球だったので判断基準の確認を求めた」が、プロ初の危険球退場。死球について「申し訳ないです」と話し、三振が4個と少なく序盤に失点した投球内容に「三振で切り抜けられなかったのが点を取られた要因」と振り返った。

 レンジャーズのクリス・ヤングGMらメジャー6球団が視察する中で5敗目を喫し、チームは優勝の可能性が完全消滅。残り13試合で登板の見込みはあと2試合で、現在8勝の佐々木は初の2桁勝利へ後がなくなった。 (秋村 誠人)

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