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【レッドソックス吉田と一問一答】厳しいボール判定にも冷静「審判によって変えていたらどうしようもない」

スポニチアネックス 2024年9月16日 7時23分

 ◇ア・リーグ レッドソックス2-5ヤンキース(2024年9月15日 ニューヨーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は15日(日本時間16日)、敵地でのヤンキース戦に「6番・DH」で出場し、4打数1安打だった。

 この日まで今季14勝を挙げていた左腕ロドンに対し、2回の第1打席は左飛。しかし4回一死一塁の場面でカウント1-2からの87マイルのスライダーをうまく捉え、センター前に落とす安打を放った。これで吉田は3試合連続安打となった。

 ただ、6回は無死二塁から二ゴロ、8回は二死二塁から代わった右腕ホームズに中飛と好機でもう1本が出ず、吉田の打率は.290。9月8日以降の7戦では打率.375(24打数9安打)、8月5日以降の36戦では同.336(125打数42安打)、5本塁打と好調は保っている。

 チームは2-5で敗れ、ヤンキースとのシリーズで1勝3敗と負け越しとなった。

 試合後、吉田との一問一答は以下の通り。

 ――左投手のロドンに対してのアプローチは

 「右肩を開かずっていう感じです」

 ――2打席目は4球とも外角のボール気味の球だったが、自身でストライクゾーンをアジャストしたのか

 「ボールだと思いましたけど、判定はストライクでしたので、ちょっとゾーンを広げて追っかけてしまったかなっていうところはあります」

 ――詰まらされてもうまくセンター前へ

 「先っぽでという感じ。ボール球でしたけど、何とかっていうところじゃないですか」

 ――4打席目はいい角度で上がったが、仕留め損ねたのか

 「ちょっと擦りましたし、力が伝わってなかったと思います。今日の風も、あれだけ上がるともうどうしようもないかなと」

 ――最近はボールの判定で厳しいことが多いが、どうアジャストしているのか

 「自分のストライクゾーンだけをしっかり持ち続けるように。1年間通してそういうのが大事になるかなと思います。その審判によって変えていたらどうしようもないと思うので」(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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