◇セ・リーグ 巨人―中日(2024年9月16日 東京D)
巨人の岡本和真内野手(28)が16日の中日戦(東京D)で今季5度目の2戦連発となる先制の24号2ランを放った。
「4番・一塁」に入り、開幕から全131試合に先発出場。0―0で迎えた初回だった。丸、坂本が2者連続で三振に倒れ、吉川の死球で2死一塁となって入った第1打席だ。
巨人戦初登板となった相手先発右腕・松木平がカウント2―2から投じた5球目、外角チェンジアップを左中間スタンドへ叩き込んだ。丸と坂本が三振に倒れたチェンジアップを完璧に捉えた一発だった。
坂本が体調不良のためベンチ外となった前日15日の同戦では、同点とされた直後の6回に8試合ぶり一発となる勝ち越し&決勝の23号ソロ。
左翼スタンド後方にある看板横の壁を直撃する超特大の一発で、阿部慎之助監督(45)を「4番が打てば…うん。勝てる確率は上がってくると思ってるんで、はい。ナイスホームランだったなと思います」と喜ばせていたが、この日は目覚めた主砲の一発で先手を取った。
巨人のこの日の先発投手は今季ここまで0勝7敗と苦しんでいる赤星。今季9度目の先発&20度目の登板で昨年10月3日の中日戦(バンテリンD)以来349日ぶりとなる今季初勝利を目指す3年目右腕にとっても最高のプレゼントとなった。
▼岡本和 先制点を取れたことが素直にうれしいです。