◇ナ・リーグ ドジャース－ブレーブス（2024年9月16日 アトランタ）
ドジャースの山本由伸投手（26）が16日（日本時間17日）、敵地でのブレーブス戦に先発。初回は2四球を出したが、無失点で抑えた。
立ち上がり、先頭・ハリスを四球で歩かせると、1死から二盗を決められ、さらに捕手・スミスの送球が逸れる間に一気に三塁まで進まれ1死三塁とピンチを背負った。
それでもオズナを三ゴロ。2死からオルソンを四球で歩かせ、一、三塁としたもののロレアノを三ゴロに打ち取り、本塁だけは踏ませなかった。
右肩故障からの復帰戦となった前回10日（同11日）のカブス戦は、60球の球数制限がある中で4回までに59球を投じ4安打1失点、8奪三振と好投。直球の最速は97・9マイル（約157・6キロ）を計測した。
右腕自身も「今年の中でもトップに良いぐらいの感覚で投げられた」と手応えを口にし、約3カ月ぶりとは思えない堂々たる投球を披露した。
この日の試合前にデーブ・ロバーツ監督が今回の球数について「75～80球。前回の試合で得た成果を活かすことを本当に楽しみにしている」としており、前回同様の好投に期待がかかる。