大相撲の元大関で頸椎椎間板ヘルニアのため3日目から休場中の関脇・貴景勝（28＝常盤山部屋）の進退は、場所中に結論を出すことになった。師匠の常盤山親方（元小結・隆三杉）が秋場所10日目の17日、「場所中に決めます。決まったらみなさんに報告します」と話した。
常盤山親方は15日に休場後初めて貴景勝と連絡をとり、痛めている首の状態などを確認。進退に関しても「本人の気持ちを尊重してやるしかない。これから頻繁に電話しようと思う」と説明していた。この日も引き続き連絡を取っていると明かし「首は怖いので…。生活できない状況ではないが、常に気にしている。本人の気持ちもあるし私も意見も言うつもりだ」と述べた。
貴景勝はカド番だった名古屋場所で負け越し、大関から陥落。秋場所も途中休場で10勝以上が条件だった1場所での大関復帰を逃した。