浦和は17日、さいたま市内で21日のホーム・FC東京戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。
10年ぶりに復帰したMF原口元気（33）は前節・G大阪戦で、リーグ戦では14年5月のC大阪戦以来の出場を果たした。コンディションについては「7、8割は来ている」。先発での出場へ「いけると思う」と語った。
トップ下でのプレーを望みながら、ボランチでの出場が濃厚。「ボランチでも攻撃的なプレーはできると思う。今、与えられているのはボランチ。何が目標かというと優勝すること。今年は、なかなか難しいが、来シーズン、そこに持っていくためにチームをつくっていく上で、かなり重要なポジション」とチームに徹する。
マチェイ・スコルジャ監督には「攻撃的にやりたい」と伝えているという。ボランチはMF安居海渡やMFサミュエル・グスタフソンらが務めている。原口は「ボランチは今2人しかいない状況なので、まずはチームのバランス的にっていう話を監督とした」と明かした。
チームに合流してから約2週間。この日は、選手らに声をかける場面が何度もあった。「いっぱい話すことは本当に心がけていて、あんまりこっちが”こうした方がいいよ”と言うよりも、どう考えているのかを、まず聞いてというのは意識している。まず、話し合いから始めてというのは意識している」と語った。
21日のFC東京戦には6月以来の連勝が懸かる。「もちろん点を取りたいとか、何したいとかはあるが、まずチームは2連勝して完璧なマチェイさんのスタートを切ることにフォーカスする。その中で個人的には思いっきり楽しみたい。一緒に戦う雰囲気を、もう一回、僕自身も楽しみたい」と復帰後初の埼スタでの試合を見据えた。