元NHKで今年フリーに転身した、青井実アナウンサー（43）が17日放送のフジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲスト出演。フリーゆえの悩みに、NHK時代の同期で番組MC・神田愛花アナ（44）からピシャリと言われる場面があった。
この日は青井アナのほか、元日本テレビの尾崎里紗アナ、元テレビ東京の福田典子アナがそろって登場。「今年フリーに転身したアナウンサー上半期総括SP」として放送した。
青井アナは入局から21年を迎えた今年2月にNHKを退局。4月からフジテレビの報道番組「Live News イット！」（月～金曜後3・45）でメインキャスターを務め、フジテレビの夕方の顔として活躍している。
「フリーになってみたら理想と現実は違ったっぽい」というイメージに、青井アナは「△」を回答。「想像以上に孤独だったなって。局の時代は仕事終わった後にアナウンスルームに行って、今日どうだった、飲みに行くか？ってのがあったけど、帰る場所もない。仕事の相談もなかなかしづらいし、難しいなって。想像はしてましたけど、その孤独感というのはここまで寂しいものなのかと」とボヤいた。
これに神田から「贅沢な悩みだね、コレ。仕事があればお家に帰れば奥さまいるんだから、帰る場所ある」とピシャリ。神田は4月に青井アナが「イット！」のメインキャスターに就任した際、「『ぽかぽか』が決まった時にその流れで『イット！』をやりたいとずっと思ってたんですよ。なのに、今日から私のNHKの同期が担当することになって。なんでだよ！って思ってます」と発言していた。
青井アナは「この前の4月1日の放送でも、同期がやってると言ってたじゃないですか。名前ぐらい言えよ！と。あれはちょっと嫌がらせかなって」と不満を吐露。神田は「どのぐらい絡んでいいかがわからなくて。順風満帆だからあまり言っちゃうと迷惑かけちゃうんじゃないかって思いがあって」と弁明。「NHK辞めたアナウンサーの王道がそれなんです。辞めて報道の帯を担当するアナウンサーが多くて、その道を歩んでいられるから」とせん望の眼差しを向けた。
さらに、フリーになってからの変化について青井アナは「スタイルを変えるというか、ちょっとハッキリ出していたところをしゃべり口調にするとか、そういうふうに変えているところは自分の中にはあります。しゃべるニュースじゃないですけど、自分の気持ちとして変えている」と明かした。
これに、MCの「ハライチ」澤部佑は「見てて分かるんですか？」と神田に質問すると、神田は「見てない！」と即答。これには青井アナも思わず「おい！見ろよ！」とツッコむしかなかった。