浦和は17日、さいたま市内で21日のホーム・FC東京戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。
復帰したマチェイ・スコルジャ監督の初陣となった前節・G大阪戦では1―0で勝利。今季限りでの引退を表明しているFW興梠慎三はスコルジャ体制について「選手たちのモチベーションを上げるところだったり、ミーティングの時に、ちょっとピリつかせるところだったりとかは、すごくマチェイっぽいなと、懐かしい感じする」。チームは7試合ぶりの勝ち点3をつかみ取り、「1点取ったら、それをゼロで抑える力はあると思う。先に点を取れれば勝ちを拾えると思う。全員がハードワークしてチームのために守備をサボらないというのがマチェイのサッカーだと思う」と語った。
興梠はリーグ戦で6月のC大阪戦を最後に出場から遠ざかっている。歴代7位の小笠原満男のJ1通算525試合出場には、あと1。「いろんな選手がチャンスをもらえると思うし、そこで活躍する選手、しない選手に分かれていくと思うので、楽しみにしている。自分もチャンスをもらったら結果を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。
10年ぶりに復帰したMF原口元気とは浦和で13、14年にともにプレー。「元気はボランチのポジションをしているが、自分的には、そこのポジションではないと思うし、昔みたいなドリブルで仕掛けていく元気を僕としては見たい」としつつ、「そこでは失って欲しくないところでの声出しとか、試合運びは、経験しているので自身が一番分かっていると思うが、すごく成長したなと感じる」と、しみじみと話した。変わらないところについては「性格です。サッカー小僧」と笑った。