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阪神・岡田監督 村上に“最高ピッチ”厳命 1点勝負でも快投誓う「流れ止めないように」

スポニチアネックス 2024年9月18日 5時17分

 阪神・岡田監督が17日、18日の中日戦(バンテリンドーム)に先発予定の村上に“最高ピッチ”を厳命した。

 「明日(18日)は村上が今年最高のピッチングしたらええだけやん」

 新大阪駅から名古屋行きの新幹線に乗り込む前に発した指揮官の“ムチャぶり”にも聞こえる言葉には、相手投手や敵地などの状況を踏まえた上での“勝ち筋”が見え隠れする。

 打線が相対するのは、リーグトップの防御率1・14をマークする高橋宏。3日の甲子園での対戦では7回までに3点を奪って黒星をつけてはいるものの、右腕はバンテリンドームで今季8勝(1敗)、防御率0・57と無双状態。数字上は1点取るのがやっとで打線の援護は望めない。“1点勝負”が予想されるだけに、村上は今季最高クラスの快投が求められるというわけだ。

 17日は鳴尾浜球場での投手指名練習に参加した背番号41も呼応するように好投を宣言。「チームは連勝してますし流れを止めないように。自分もその流れに乗って連勝を続けるようにしていきたい」と力強くうなずいた。

 現在、登板数22、144回1/3投球回は昨季終了時と同じ。10勝6敗だった勝敗はほぼ逆転(6勝9敗)してしまっているが、巻き返す舞台は残る。「いい形で終われるように。勝っていけば、向こう(巨人)のプレッシャーになる」。先発として1勝の重みをかみしめる最終盤になる。(遠藤 礼)

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