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「虎に翼」寅子脂汗&手首確認「娘?赤い栞?」ネット戦慄ラスト2分!片岡凜一人二役は美佐江と別人・美雪

スポニチアネックス 2024年9月18日 8時17分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第123話が放送され、「新潟編」(第16~19週)における怪演が反響を呼んだ女優の片岡凜(20)が再登場。一人二役を演じることが判明し、さらにインターネット上で話題を集めた。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 第123話は、明律大学女子部の一同が佐田寅子(伊藤沙莉)の家を訪れ、久々の再会。桜川涼子(桜井ユキ)が司法試験受験のため、上京したのだった。猪爪直明(三山凌輝)一家が近所に引っ越し。ささやかなお祝いが開かれる。少年法改正について様々な意見を集めていた寅子は、東京家裁の廊下で思いがけない人物に出くわし…という展開。

 寅子が廊下を歩いていると「佐田先生?」の声。振り返ると、セーラー服の少女(片岡凜)が立ち上がり、近寄ってくる。「もしかして、佐田先生ではないですか?」。新潟で出会った高校生・森口美佐江(片岡凜)に瓜二つ。突然の衝撃に、寅子の身は固まる。

 「美佐江…さん?いや、そんなはずはない。何せ、あれから20年近く時が流れているのです。じゃあ…でも…」(語り・尾野真千子)

 音羽綾子(円井わん)が「美雪さん。美雪さん、忘れ物です」と手帳か本を手渡すと、美雪は「やだ、私ったら、こんな大切なもの…」。音羽が「どうかなさいましたか?」と声を掛けると、寅子は我に返り「あ、いえ。ね、どうして私の名前を知っているの?」。美雪は「先生は、とても有名な裁判官じゃないですか」と笑みを浮かべた。寅子は「そう言われるのは、光栄なことだけど」と困惑、苦笑した。

 そこへ和服の年配女性(辻沢杏子)が現れ「美雪ちゃん、帰りますよ」。美雪は「はい。では、失礼します」と頭を下げ、その場を去っていた。

 音羽は「大丈夫ですか?汗が凄いですよ」。寅子は思わず音羽の右手首、左手首を確認。“赤い腕飾り”はない――。

 次週予告で反響と謎を呼んでいたセーラー服姿の女性が登場。役柄は少女で、役名は並木美雪。連続ひったくり事件への関与疑いや“赤い腕飾り”で「新潟編」の“ラスボス的”な存在として注目を集めた法学部志望の高校生・美佐江とは別人。「美佐江の幻」説は消えた。

 年配女性の役名は並木佐江子。美雪&佐江子と美佐江の関係は判然としない。

 一連のシーンは約2分。SNS上には「一気にホラー感」「サスペンスすぎる」「名前からすると娘なのだろうか。イマジナリーじゃなかった」「一緒にいた人は誰?」「ひえ~っ、流石の存在感。#片岡凜」「時が経っても、こんなに寅ちゃんを恐怖に陥れる美佐江ちゃんの記憶」「最終週を前に寅子のトラウマ案件、背筋が冷える」「美佐江に似たこの娘さんは誰なの?忘れ物と渡された本の栞が赤いよー!」「本に赤い栞が挟んであったけど、ミサンガだったような」などの声が続出。視聴者に衝撃と戦慄が走った。

 美佐江は1953年(昭和28年)3月に東京大学合格。第123話の劇中の年代は1971年(昭和46年)まで進み、30代後半になっているが、果たして。

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