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鎌田の決勝アシストでクリスタルパレスはリーグ杯16強 ボランチで奮闘し「凄くやりやすい」

スポニチアネックス 2024年9月18日 10時37分

 ◇イングランド・リーグ杯3回戦 クリスタルパレス2―1QPR(2024年9月17日 英国・ロンドン)

 クリスタルパレスのMF鎌田大地が敵地で行われた2部QPRとの3回戦で決勝アシストを記録して2―1の勝利に貢献し、チームを16強入りに導いた。

 3―4―2―1の布陣で中盤の守備的な位置で先発。1―1の後半19分に自陣の深い位置でMFエゼにつなぐと、イングランド代表はそのまま相手ペナルティーエリアの手前までドリブルで持ち上がった。右足で放ったシュートは相手選手に当たってコースが変わり、決勝点になった。

 後半アディショナルタイムまでプレーした鎌田はアシストの場面を振り返り「相手が前から(プレスに)来ている時間帯でキーパーがボランチにつけて、僕からエブス(エゼ)というチームとして狙っていたことがしっかりできて点につながった。凄い点が入ったのも良かったし、その過程が凄く良かったかな」と満足げだった。

 シャドーストライカーからボランチに位置を下げての出場となった点には「6番の方がボールに触れられる回数もある。ボールを奪ったりとかしやすい。自分としては凄くやりやすい。後ろから出ていく方が得点チャンスも増えてくると思う」と手応えを口にした。

 プレミアリーグではここまで2分け2敗の16位と波に乗れないが、リーグ杯は鎌田が1得点1アシストを記録して快勝した2部ノリッジとの2回戦に続いて勝利。「(リーグ戦で)1回勝てればチームとしては良くなっていくと思う。カップ戦でもズルズル負けたりせずに勝てるというのはチームとして凄く大事なこと」とリーグ戦での浮上を見据えた。

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