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復帰2場所目の炎鵬が序二段で初黒星「心技体がそろっての相撲なので」精神安定も思い通り体が動かず

スポニチアネックス 2024年9月18日 12時10分

 ◇大相撲秋場所11日目(2024年9月18日 東京・両国国技館)

 元幕内で脊髄損傷の大ケガによる長期休場から復帰2場所目の西序二段31枚目・炎鵬(29=伊勢ケ浜部屋)が今村(19=二所ノ関部屋)との5戦全勝対決に敗れ、今場所の初黒星を喫した。

 立ち合いから積極的に前に出てくる相手に対し、腕を手繰って回り込もうとしたが足がついていかず。腰が入るような形になって押し倒しで敗れた。先場所の2番相撲から続いていた連勝は11でストップ。「悔しいです…まだまだ力不足ですね」と言葉を絞り出した。

 相手の今村は、兵庫・報徳学園高時代に全国高校選抜大会8強の実績を持つ今年春場所初土俵の19歳。初めて顔を合わせる相手に対して油断することなく最善の準備を整えて臨んだが「イメージしたとおりに体が動かなかった。自分の体が動かなかったことが予想外」と振り返った。

 5番相撲では「心が整っていて負ける気がしなかった」と話しており、この日も精神状態はよかったという。だが今度は心に体がついていかず。「心技体がそろっての相撲なので、まだまだこれからなんだと思います」と前を向いた。

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