◇大相撲秋場所11日目(2024年9月18日 東京・両国国技館)
日本相撲協会は18日、東前頭13枚目の北勝富士(32=八角部屋)が11日目から休場すると発表した。
今場所は8日目を終えて6勝2敗と好調だったが、9日目から連敗。10日目は一山本と右四つに組み合って50秒の熱戦の末、寄り切りで敗れていた。取組後は古傷の膝や首を気にする様子は特になかった。
場所前に発熱し、十分な稽古が積めずに迎えた今場所。中耳炎を患っており、前日の取組後にも「右は聞こえるようになったけど左がまだ聞こえない。早く治ってくれれば…」と話していた。
北勝富士の休場は、右膝を負傷した初場所以来4度目(コロナ関連を除く)。この日対戦予定だった玉鷲(39=片男波部屋)は不戦勝となる。北勝富士は既に6勝しているため、もしこのまま再出場がなかったとしても幕内残留は確実な成績となっている。