◇セ・リーグ ヤクルトー広島（2024年9月18日 神宮）
今季限りで現役を引退するヤクルトの青木宣親外野手（42）が代打出場し、安打を放った。
2ー3で迎えた5回だった。先頭ヤフーレの場面で代打・青木がコールされると、雨の神宮が沸き立った。
現役引退を表明後、初の1軍の打席。広島先発投手・九里が投じた4球目のツーシームを“らしく”中前にはじき返すと大歓声を浴びた。ベンチの村上らチームメートも大喜び。青木は塁上で手を挙げて歓声に応えると、その後はサンタナの適時打で同点のホームを踏んだ。
青木はこの日、約1カ月半ぶりに1軍登録。8月5日に出場選手登録を抹消された後もチームの精神的支柱として1軍に同行しチームを引っ張ってきた。
今季はここまで代打中心で61試合に出場し打率・192、0本塁打、9打点。引退試合は10月2日の広島戦（神宮）で予定されている。
▼サンタナ 打ったのはカットボール。青木さんがヒットを打ってチームの雰囲気が変わった。その雰囲気の勢いで打たせてもらいました。