◇パ・リーグ 日本ハム3－0ソフトバンク（2024年9月18日 みずほペイペイD）
日本ハムは対ソフトバンク6連勝とし、対戦成績も11勝11敗1分けで並んだ。先発の伊藤大海投手（27）が9月10日の西武戦から2試合連続の完封勝利を上げ、パ・リーグ単独トップとなる今季13勝目をマークした。
伊藤は9安打を浴びながらも粘りの投球を続け、9回今季最多135球を投げ、9安打無失点、9奪三振と右のエースとしての貫禄を示した。
新庄剛志監督は伊藤について、「もう僕の理想。この3年間理想としてるのは先発ピッチャーが新しいマウンドに立って最後までマウンドに立ち続けるっていうのが。これは僕の理想の試合展開だし、そうあるべきだなってずっと思ってやってるんで。そういう選手があと3人ぐらいね、作れたらいいなと思ってずっとやってた。安心感あったしね。さすが僕が選んだ開幕投手です」とべた褒めだった。
9回に球数が130球を超え、交代させる考えもあったという。それでも2死一、二塁から川瀬を左飛に打ち取り、指揮官は「最後のバッターに打たれたら、もう田中（正義）くんで行こうっていう話はしてたんで。あそこで抑えるってところが素晴らしいところですね」とうなずいた。