◇セ・リーグ 巨人2―2DeNA(2024年9月18日 東京D)
勝てなかった。それでもDeNAは6人の継投で延長12回引き分けに持ち込んだ。
7回以降は2安打に抑え、巨人打線から13奪三振。三浦監督は「ウチは勝っていくしかないんで。負けなかったといえば負けなかったけど…」と悔しさをにじませつつも、「1点もやれない中で、つないでつないで最後までよく投げてくれた」と奮闘の投手陣を称えた。
回をまたいで登板し、1イニング以上を投げたのがウィック、伊勢、森原の3人。
延長10回から2イニングを1安打無失点の森原は「粘りきったし、バッテリーとして価値があると思う」。指揮官も「常に準備してくれている。全員で、いけるところまで全部いった」と振り返った。
3位・広島が敗れ、1ゲーム差から0・5ゲーム差に「半歩」前進。19日にも約2カ月ぶりの3位に浮上する可能性が出てきた。